支援事例 株式会社小林創建様
2025/07/21

2名/月の応募から15~20名/月の応募へ。勘から確固たる根拠を持った人事戦略を共に。

お話を聞いた人: 代表取締役社長 小林 稔政さん

1928年、製材業として創業。その後、住宅メーカーとして信州の気候風土に合うような木の家づくりを長年行っている。
創の字は、「小林創建」であることとともに、「家をつくるのではなく、家族や空間、時間を創造すること」を意味する。

採用の課題と出会い

みなとや(以下、-)
もう入らせて頂いて3年半になりますが、最初の導入のきっかけは何でしたか?


小林さん
総務担当者はいたものの、なかなか組織とマッチングがしなくて採用が進まず、かといって私が採用をやるにしても社長業務もある中、リソースの問題で難しくて、外注で人事部長をお願い出来ないかと思っていたところで、石井さんを紹介してもらって「ぴったりだな」と思ってお願いしました。

応募数が劇的に増加した理由

― 実際、導入して頂いて、最初は応募があまりなくて・・・・というところからでしたよね。

小林さん
採用の入り口がハローワークとリファーラル、あとはナビサイトの営業などが来てたまに広告を出したりとか。自社採用サイトも不十分でした。多角的に求人を展開していく必要があり、石井さんのおかげで、その後、月2件くらいだった応募が、最近では常時月15~20件の応募がありますね。

― そうですね、年間で200件を超えて推移してますね。

小林さん
よく銀行さんから、中小企業レベルでそれだけの応募があることは驚かれますね。その部分でもやってよかったなと思っていますね。

勘に頼らない選考。採用に「根拠」を持つ重要性

― 応募後で言うと、選考は一緒に行わせていただいておりますが、選考での人を観る視点で言うといかがでしょうか?

小林さん
今までははっきり言えば、勘でやってましたね。履歴書の中で、必要な経験や資格がある方であれば、あるいは大手などのネームバリューの部分で、いいなと思い込みの部分で採用してました。

実際に、石井さんと選考過程で勉強させて頂いて、やっぱり根拠を持って採用しないと、ミスマッチが起こるんだなということが良くわかりました。その根拠があるからこそ、採用した後の教育や指示、マネージメントの部分が明確になったなと。

― 入社後、皆さんが選考の際の入社後イメージ通りいくことが多いので、その後がとてもスムーズですよね。

小林さん
まぁ、本当に悪い方も含めてイメージ通りに行きますね(笑)

― はい(笑)いい部分だけでなく、リスク面を知っておくのも入社後のマネジメントのために本当に大事ですね。

入社後のミスマッチを防ぐ視点

小林さん
中小企業の場合、採用時点での期待値が過大過ぎて入社後、こんなはずじゃなかったみたいなことが良くあって。裏を返すと求職者の方からもこんな会社のはずじゃなかった、が同時に起こっている。

だからこそ、うわべだけの経歴とか履歴書に惑わされず、その人の本質を見ていく方が、会社にとっても、働く人ににとっても良いのではないかなと思う。

― その結果、大分組織強化も進んできて、合わせて人事制度にも取り組ませてもらって、軌道に乗ってきたところですが、例えば、今まで利用した他のコンサルや社労士さんなどと比べて弊社は違いがありますか?

小林さん
極めて、現実的で実務的(笑)

― (笑)

今まで、人事コンサルや人事制度システムなどの導入を検討したことがあったが、中小企業にはトゥーマッチだったり、社労士さんにお願いしたものも我々には荷が重いものになってしまったなと。実際、評価する人間の実感と、評価される人間の実感にズレが起こる。そのうち制度が使われなくなってしまう、というのが課題としてあって。

それをより実務的に、我々の肌感覚と合っているように制度を合わせていくというやり方を提案して頂いて、それが我々規模の会社には合っているんだなということが理解できました。

― ありがとうございます!実際その方が組織にマッチしたツールとして運用もしやすいですよね。

まとめ:どんな企業に向いているか

― そして、いよいよ御社は次のフェーズに進んでいくタイミングですね!最後に、こういう方や会社さんにみなとやのサービスはおすすめ、というのはありますか?

小林さん
採用はもちろん、採用だけで終わらないのが石井さん。ちゃんと、採用した後の評価であったり、あるいは自社の中で社員が役割分担の中で輝ける組織を作りたい、という人にはすごく向いていると思います。どちらかというと、大企業よりも、ある程度経営者として社員に目が届いている距離感だけど、それを旨く組織として機能できてなかったり、表現して伝えられていない、などの課題感を持っている人に向いていると思います。


― 今日は貴重なお話ありがとうございました!引き続き、よろしくお願いいたします!